docomoがマネックス証券を子会社化!そもそもマネックス証券とは?今後の展開を含めて解説します

2023年11月20日

投資をしている女の子

docomoはマネックス証券を子会社化に

ドコモは、2023年10月4日にマネックス証券を子会社化することを発表しました
これにより、ドコモは証券業界に本格参入し、マネックス証券を通じて、金融サービスを提供することができるようになり、ドコモは、マネックス証券の顧客基盤を活用し、金融分野での収益力強化を図ることができます。

また、この提携により、ドコモはマネックス証券の株式の51%を取得し、マネックス証券を子会社化します。これにより、ドコモはマネックス証券の経営に対して参画することができます。
一方、マネックスグループは中間持株会社を通じて、ドコモと資本業務提携を行います。

以上がドコモとマネックス証券の提携についての簡単な解説になります。
今回は、そのdocomoの提携先であるマネックス証券について色々と解説を加えていきます。

そもそもマネックス証券とは?

マネックス証券は、日本のネット証券会社で、株式取引、信用取引、米国株・中国株、投信・積立、債券、FX、暗号資産、先物・オプションなどの金融商品を提供しています。

前述した通り、2023年10月4日にNTTドコモがマネックス証券を子会社化することを発表しました。マネックス証券は、口座開設が簡単で手数料が比較的高いものの、米国株に強く投資信託のクレジットカード積立で1.1%還元が受けられるなど多くのメリットがあります

マネックス証券のメリット5つ挙げてみる

マネックス証券のメリットを5つ挙げます。

  1. 手数料がお手頃で、ワン株(単元未満株)の買付手数料と投資信託の購入時申込手数料は0円です。
  2. 豊富な取扱商品を取り揃えており、日本株、投資信託はもちろんIPO、米国株、金・プラチナ等まで幅広い商品を取り揃えています。
  3. ツール、投資情報が充実しており、お取引や資産管理をスムーズに行うためのツール・アプリのほかオリジナルレポートを毎営業日更新しています
  4. NISA、iDeCoなどの節税メリットが大きい制度にも対応しており、投資信託の買付時申込手数料は、一般NISAでも、つみたてNISAでも全銘柄無料です。
  5. 顧客満足度No.1であるiDeCo(個人型確定拠出年金)を提供しており、運営管理手数料は誰でも、いつまでも0円です。低コスト投資信託をはじめとした運用商品のラインアップも充実しているほか、ロボアドバイザーによる運用プランのご提案も行っており、「オリコン顧客満足度®調査 iDeCo 証券会社」で4年連続総合第1位に選ばれています。

以上がマネックス証券のメリットになります。

マネックス証券の口コミをまとめてみました。

マネックス証券の口コミや投資関連サイトでの評価をまとめてみました。
評価されている点です。

  • 口座開設が無料で、1株から株式が購入できる。
  • 米国株に強く、取扱い銘柄数は3,000社以上、手数料も業界最安水準。
  • ロボアドバイザー投資も好みに応じて2種類から選べる。
  • IPOは100%抽選配分、立会外分売も当選しやすい。
  • 投資信託が100円から購入可能。
  • 暗号資産CFDができる。
  • ユニコーン企業に出資できる。

評価のポイントとしてはやはり手軽に投資を始められる所が多いようです。

マネックスのロボアドバイザーである「マネックスアドバイザー」は自身で目標ポートフォリオをカスタマイズして始めるタイプとマネックス証券の「マーケットの歩き方」を参考にしてポートフォリオを設定するいわゆるプロの見通しをベースとした2種類大別されます。

ユニコーン企業とは創業してからの年数が浅く(10年以内)、企業価値評価額が高い(10億ドル以上)未上場ベンチャー企業を指します。今後の躍進を期待出来るので人気があります。

反対意見としては以下のがあります。

  • 手数料が他社に比べて高い。
  • ロボアドバイザーの運用成績が芳しくない。
  • サポート体制が不十分。

業界でも安い手数料ではありますが、高いと感じる人はいるようです。
マネックス証券のロボアドバイザーの運用実績は非公開ではありますが一部に疑問視する声はあります。

どれも一般的に上がる意見でありネガティブ側の意見はそこまで気にする必要はなさそうですね。

マネックス証券の今後について

マネックス証券はdocomoの子会社化により今後様々な施策を予定しています。

まずはd払いアプリを通じて、初心者向け資産形成サービスを提供予定です。投資初心者を中心着実な資産形成をサポートするようです。

また、dポイント・d払い・dカード・dアカウント等の NTTドコモのサービスとマネックス証券のサービスの連携を強化し、dポイントでの特典設計として取引・残高や口座開設に応じたポイント還元や、d払いを通じた入出金や積立、dカードによる積立もできるよう検討していくとしています。

元々投資の始めやすさに定評があるマネックス証券ですが、さらに気軽に投資を始める事が出来る未来が待っているようですね。今後に注目していきましょう。