客のスマホで注文・会計ができるモバイルオーダーサービス「食べログオーダー」について解説します!!
セルフ注文から決済まで出来る「食べログオーダー」の提供を開始
カカクコムは、食べログの新たなサービスとして、飲食店で来店客のスマートフォンを通じて注文や会計ができる店内モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」を提供開始しています。
「食べログオーダー」は、デジタルガレージ、カカクコム、および東芝テックの3社協働による、飲食店向けの新サービスになります。
来店客は導入店舗にあるQRコードを、自身のスマートフォンで読み取ることでメニュー画像や説明などの閲覧、注文ができ、そのままオンライン決済まで進むことが出来るという便利さがあります。
今回は、食べログオーダーについて徹底解説します。
「食べログオーダー」について
食べログオーダーサービス紹介のYouTube動画があります。
ニュースリリースによると、食べログユーザーを対象に実施したアンケートでは、飲食店への来店時に感じるストレスとして「注文時に待たされること」が第一位となっているそうです。
つまり、アンケート結果から注文の円滑化へのニーズは特に高いことが考えられます。
また、近年の外食業界において働き手の確保が大きな課題となっていることを受け、飲食店における業務効率化へのニーズが高まっています。
そこで食べログでは、ユーザー・飲食店双方に便利に利用出来るサービス強化の一環として、モバイルオーダーサービス「食べログオーダー」を提供開始しています。
食べログオーダーを導入する飲食店のメリットは?
顧客の満足度向上
食べログオーダーによって客自身のスマートフォンを通じてより手軽かつ待ち時間なく注文、会計まで行えるようになるため、注文機会の拡大やお客様の満足度向上が期待できます。
注文対応業務削減で、業務効率化
店側は、注文への対応業務が削減でき、さらなる業務効率化が可能となります。また慣れていない店舗スタッフや客でもでも簡単に操作できるよう使いやすいインターフェースになっています。
さらに、POSレジとも連携しているため、注文内容もPOSレジで管理出来るのもメリットです。
2022年のIT導入補助金(デジタル化基盤導入枠)の対象サービスで導入コストが下げれる。
飲食店はIT導入補助金の対象条件を満たすことで、本サービス導入費用の補助を受けられるようになります。
詳細は、補助金概要にてご確認下さい。
https://www.it-hojo.jp/first-one/digital-type.html
食べログオーダーの使い方について解説します。
食べログオーダーの使い方の流れは下の画像の通りです。
まずは店内のテーブルやカウンターにあるQRコードを読み取ります。
次にメニューが閲覧出来るようになりますので、商品を注文リストに追加して送信します。
会計については座席にてクレジット決済をする事が出来ます。居酒屋などでわざわざ店員さんを呼ぶような面倒がないのは良いですね。
全体的に店員さんを呼ぶ手間が減るのは、かなり便利です。コロナ禍で声を出して呼びにくい雰囲気がありますので、その分気楽になりますね。
入力操作が苦手な人向けに注文受付代理ハンディにもなるので、ITが苦手な人でも安心です。
他の店内モバイルオーダーサービスを紹介します。
今回の食べログオーダー以外にも同様に客がセルフ注文出来るモバイルオーダーサービスがあるのでご紹介します。
「PayPayテーブルオーダー」
大阪府内など一部限定の試験的なサービスになります。飲食店のテーブルや座席で、客が自分の「PayPay」アプリで注文用QRコードを読み取り、飲食店が販売する飲食物の注文から決済までが可能になるサービスです。
ニュースリリース:飲食店のテーブル席からスマホで注文が可能に! 店内注文サービス「PayPayテーブルオーダー」を2020年10月30日より提供
https://about.paypay.ne.jp/pr/20201030/01/
サービス内容自体は食べログオーダーと差が無い感じのように見えますが、PayPayで決済出来るのはPayPayをメインで使っているユーザーに取ってはかなり良いサービスです。
そろそろ本格展開に期待したいですね。
Air レジ オーダー
リクルートが提供するAirレジ オーダーは、元々iPod touchを利用するオーダーエントリーシステムです。
店内の着席状況の確認や注文入力等を、店員が店のiPod touchを操作して行なうサービスになります。
飲食店の業務をカンタンにするオーダーシステム「Airレジ オーダー」
https://www.recruit.co.jp/service/air/10/index.html
このAirレジ オーダーに客が自身のスマホで注文できるようにしたものが「セルフオーダー」です。
ハンディ端末に表示もしくは印刷したQRコードを客が読み取り、Webブラウザから注文する流れは他のサービスとほぼ同等です。
決済はまだ実装出来ていないようですがAirレジとの親和性でカバー出来るでしょう。
売りは徹底的にこだわっているUIの見やすさとシンプルな使い勝手です。
商品の画像が見やすい、注文ボタンも大きく明確など初めての人でも使いやすいのが嬉しいですね。
食べ飲み放題や対象商品強調表示が可能なのも特徴です。客の使い勝手の良さと店の強調したい事を両立しています。
食べログオーダーの優位性は?
食べログオーダーの優位性は後発ならではの操作性の良さ、クレジットカードが使えるというメリットがあると思います。店舗側のサポートも充実しているのも良いですね。
今後、どんどん広がるセルフ注文モバイルオーダーサービス
今回紹介した各社のモバイルオーダーサービスは、人手不足問題もあり、今後普及していくと考えられます。
くら寿司や、すき家のような独自の店内モバイルオーダーシステムを導入するようなパターンもあるでしょう。
客も店側も負担が減るモバイルオーダーサービスは早く身近になって欲しいですね。
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